批評

はちがつとほん

現代思想の冒険 (ちくま学芸文庫)作者: 竹田青嗣出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1992/06/01メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 117回この商品を含むブログ (58件) を見る詩とはなにか―世界を凍らせる言葉 (詩の森文庫)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 思…

こんげつのほん

それぞれの本について思ったこと、考えたことは色々あるので、すこしずつ書いていこうと思う。頭の中にあるそういったものを文章に起こすメリットの一つに、そのことによって初めて、(思考やら感想やらの)全体像を把握できるようになるということがあると…

超越の欲望に対する萎縮

小説の未来作者: 加藤典洋出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/01/17メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (20件) を見る …そんなうぶな危なっかしい、稚拙な物語では、ダメだよ、すぐに夢が潰えさるよ、と言うのではなく、それはうぶで…

長い引用

文学じゃないかもしれない症候群 (朝日文芸文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1995/09メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (13件) を見る 考えるということは、たとえば、「どもる」ということによく似ているのです。…

よい先生・よい批評家

言語表現法講義 (岩波テキストブックス)作者: 加藤典洋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/10/08メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 96回この商品を含むブログ (50件) を見る ぼく かえる みつけた。 しみそう。 くさのところへ いきました。 本書の中…

久しぶりに考えた気がする。

文学王 (角川文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/03メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見るどんどん読ませる前進力の強い文章もいいけど、一度に数行しか読めない、考えさせる文章もすごくいい。決して難…

源一郎も川上さんの小説を面白いと思っていると知ったときはうれしかったなぁ

人に言えない習慣、罪深い愉しみ―読書中毒者の懺悔 (朝日文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2003/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (34件) を見る僕は源一郎のように本さえあれば何がどうなったってかま…

やたらカッコの多い文章。森達也の魅力について考えたこと。

世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集作者: 森達也出版社/メーカー: 作品社発売日: 2006/01/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (25件) を見る世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい作者: 森達也出版社/メーカー: 晶文…

良質な読書案内

退屈な読書作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1999/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見るタカハシさんの生活と意見作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 東京書籍発売日: 1996/05メディア: 単行本 クリック: 2…