僕にできる最良のことは、(映画「スティーヴィー」を観て)

Coyote2006-02-18

去年の三月に、森達也amazon:「ドキュメンタリーは嘘をつく」を読んでからずっと公開を待っていた。山形国際ドキュメンタリー映画祭2003最優秀賞受賞作品。

多面的で深い葛藤に満ちた映画。
ドキュメンタリーの可能性。
被虐の連鎖を断ち切るには。
愛情は人を救いうるのか。
人は変わることができるのか。

数多くの困難かつ、大切な問いを僕は突きつけられた。

自身も主要な被写体であるスティーヴ監督は、劇中でこう語る。

未来はわからない。僕にできる最良のことは、ただ君のそばにいること。

僕にできる最良のことはなんだろうか。

追記:一人でも多くの人がこの映画を見てくれることを願う。